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澄んだ空気、清らかな水、みずみずしい緑の里山。うきは市は自然景観の美しさから、2008年に北部九州で初めて「森林セラピー基地」に認定されました。山あいに広がる「つづら棚田」は、日本棚田百選のひとつ。丁寧に積み上げられた石組み、茅ぶきの民家など、懐かしい日本の風景に出会うことができます。また、水源の森百選の「調音の滝」など、巨瀬の源流に続く山道はマイナスイオンたっぷり。せせらぎの音、森の緑に心も体も癒されます。四季折々に楽しめる森林セラピーは2コース。
癒しの旅先案内人が希望に合ったプランを提案してくれます。

ひのきや杉の産地として知られるうきは市。国産の木材を使って、スタッフ手作りの木工キットで手軽にDIYを楽しめます。ネームプレートや貯金箱などのオリジナル木エキットが揃っているので、初心者やお子様でも安心。人気の「color時計」は、文字盤にお好みの木製パーツを組み合わせて、木工ボンド等で貼りつけるだけ。簡単だけど本格的な木工作品が作れます。
他にも、金づちと釘でトントンと組み立てる小物入れ、電動工具で作るシェルフなど、こだわり派も納得のDIY体験もOK。木の香りに包まれた店内には、木エグッズ・材料の販売やキッズスペースもありますよ。

旬の食材をおいしく味わえて、見た目もオシャレな「食べるハーバリウム」。うきは産の野菜・フルーツの中から、お好みの食材を組み合わせて、オリジナルの調味液に漬け込みピクルスにします。選んだ食材は、デザインを考えながら、ビンのサイズに合わせて好きな形にカット。ピ ンセットを使って彩りよくビンの中に詰めていきます。お酢やスパイスをブレンドした調味液をカフェの囲炉裏で温めてから、ビンに注ぎ込んで出来上がり。可愛い手づくりのピクルスはお土産にもぴったりです。
※「食べるハーバリウム」はなるべく数日中にお召し上がりください。

うきはで採れた野菜やフルーツを使ったユニークな絵葉書づくり。旬の野菜・フルーツの中から、好きなものを2〜3種類を選んで、すったり、絞ったりしながら絵の具を作ります。例えば、オレンジ色はにんじん、紫色はブルーベリーなど、絵の具の素材はさまざま。野菜の絵の具は、自然のままの優しい色合いで、紙に塗ったときと、乾いたときの色の変化も面白く、フレッシュな香りを楽しめるのも魅力です。小さな葉書サイズだから、絵を描くのが苦手な方も気軽にチャレンジできますよ。完成した絵葉書は持ち帰っておうちに飾るのも素敵ですね。

明治三十年創業の製麺所の直営店「ちくご手づくり村」では、3種類の麺打ちができます。イチ押しは、ラーメン専用の小麦粉「ラー麦」を使ったラーメンづくり体験。ラー麦とかん水・塩・水を混ぜて手ごねし、生地を足で踏んで麺のコシをだします。完成した麺はその場で茹でて、特製の豚骨スープとご一緒に。できたての麺はのどごしがよく、もっちもちの食感。自分たちで打った麺は格別のおいしさです。地元ちくご産の原料を使ったうどん・そば打ち体験も好評。打って楽しい、食べておいしい、小麦の産地・うきは市ならではの体験メニューです。

いま流行の「ハーバリウム」が体験できるカフェ。植物標本ともいわれるハーバリウムは、プリザーブドフラワーやドライフラワーなどをオイルに漬けたもので、2〜3年ほど楽しむことができます。Blanc!（ブラン）では、オリジナルボトルを用意。100ml・150ml・200mlなど好きなサイズのボトルを選べます。土台となる砂を入れた後、専用の長いピンセットで好みの花材をボトルへ。花びらやフルーツなどカラフルな素材からチョイスするのも楽しみです。バランスよく組み立てたら、オイルを注ぎ、フタをして完成。ボトルのほかペンタイプも人気です。

久留米有馬藩の御用窯として栄え、400年の歴史をもつ一の瀬焼き。その伝統を今に伝える丸田窯は、釉薬の代わりに塩を使う全国でも珍しい「塩釉」の技法などを用いて独自の作陶を続けています。ここでは手びねりのほか、絵付け、電動ろくろの陶芸が楽しめます。手びねり体験ではマグカップや茶碗など、作るものは参加者の自由。土をこねて器の形に整えた後、木製やシリコン製の陶芸用スタンプで模様を付けます。あとは8色の釉薬から好きな色を選んで、窯元さんにおまかせ。焼き上 がった作品は、体験後1〜2ヶ月ほどで手元に届きます。

うきはで味わえるいちごは現在6種類ですが、農家さんによっては新しい品種も生産されております。福岡県だけでしか生産されない「あまおう」を筆頭に、「さちのか」・「さがほのか」・「紅ほっぺ」・「アスカルビー」など。白苺の「淡雪」も人気です。いちご狩り観光農園ではスイーツづくりなどのワークショップも楽しめます。
＜開園期間:11月〜5月＞

全国有数のフルーツ王国・うきはを代表する果物といえば、やっぱり「ぶどう」。福岡県は日本で初めて巨峰の生産に成功した歴史ある産地で、うきはでは自然の地形・気候と湧水を生かしたぶどう栽培が盛んに行われています。ずっしり大粒の巨峰をはじめ、さわやかな緑色のシャインマスカット、つややかな安芸クイーンなど、品種によって味わいや形、甘さもバラエティいろいろ。さまざまな品種が栽培されているので、食べ比べてみるのもおすすめです。また、もぎたてのぶどうを 使ったフレッシュジュースやスイーツを楽しめる農園も。農園の自然と色鮮やかなぶどうの実はSNS映えもしますよ。
＜開園期間:8月中旬〜9月下旬＞

日当たりの良い山あいの農園で、自然光をたっぷり浴びて、ふっくら大きく育つうきは自慢の梨。そのおいしさの秘密は、ふんだんに湧く良質な水と、うきはの自然環境にあるそうです。シャキシャキとした歯ごたえがたまらない「幸水」、みずみずしく甘みのある「豊水」、糖度が高く果汁たっぷりの「あきづき」など、農園や収穫時期によって多彩な品種を楽しむことができます。完熟のゆたかな香り、もぎたての味わいは、フルーツ狩りならではの醍醐味です。まぶしい緑の木々に囲まれた農園で、たわわに実った旬のおいしさを満喫しましょう。
＜開園期間:8月初旬〜10月下旬＞

うきはの里山に秋の訪れを告げる柿の実。果実が育つとともに自然に甘くなる甘柿の名産地です。日差しをたくさん浴びて鮮やかに色づくつややかな皮、重みのある実はほどよい食感で甘みも抜群。木の枝についたまま熟す、完熟柿を味わえるのは観光農園ならではといえるでしょう。柿狩りでは、柿の王様といわれる「富有柿」のほか、「伊豆早生」「大秋」など、秋が深まるごとに色々な品種が実ります。また、この季節は紅葉が見ごろを迎えます。柿狩りと合わせて、色とりどりの紅葉が彩るうきはの自然の中でピクニックや散策を楽しむのも良いですね。
＜開園期間:10月下旬〜12月上旬＞